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製品紹介
Products
ARCABUZ [アーキバス]は、新鮮なさとうきびの搾り汁を原料としたアグリコール製法で製造しています。さとうきびの搾り汁に酵母を加え、約1週間かけて発酵させたのちに蒸留しています。
一般的なラム酒は製糖の過程で出る糖蜜を原料としていますが、私たちがアグリコール製法を選ぶ理由は、さとうきびの香りや味わい、言い換えれば種子島のテロワールや素材のよさを表現しやすいからです。
■製品づくりのこだわり
①さとうきびの品種
原料のさとうきびは、ショ糖濃度の上昇が早い種子島生まれの品種「黒海道」を中心に「農林22号」を栽培しています。「黒海道」は他のさとうきびに比べて収量が少ないですが、味がよく、その搾り汁はまるでメロンを思わせるような味わい。いくつもの品種の搾り汁の飲み比べた結果、この2つの品種にたどり着きました。
② 24時間以内に搾汁、使うのは一番搾りのみ
収穫したさとうきびは、蓄えているショ糖が減らない24時間以内に搾汁し、すぐに発酵工程へ進みます。これはさとうきび畑と蒸留所が目と鼻の先にあるからこそできること。通常は3回搾汁しますが、透明感のある味に仕上がるよう、最初の糖度が高い搾り汁だけを用いています。
③ ブレンドや加水はせず、原酒をボトリング
一般的な酒づくりでは、複数のロットをブレンドしたり加水したりして、製品のアルコール分や味を均一にします。一方、ARCABUZはブレンドや加水は行わず、自らが飲んで美味しいと思うロットだけを原酒のままボトリングしています。そのため、例えばARCABUZ ホワイトラム(Rhum Blanc)でも、ロットによりアルコール分が異なります。さとうきびという農作物の個性を大切にした、クラフト感ある製品づくりをしています。
④ 環境にやさしい循環型生産
さとうきびの搾りかす(バガス)や蒸留時に発生する液は、肥料や土壌改良材として、さとうきび栽培に利用。栽培から製造までのすべてを手がけているからこそできる循環型生産です。
■ブランド名に込めた思い
ARCABUZ [アーキバス]は、ポルトガル語で火縄銃の意味です。種子島は火縄銃の伝来や実用衛星打ち上げ基地・種子島宇宙センターがある、時代の幕開けのきっかけとなる出来事と縁の深い島です。種子島がラム酒でも世界に知られる、豊かな新しい時代が開かれることを願い命名しました。
さとうきびのよさが際立つ
種子島のアグリコールラム ARCABUZ [アーキバス]
Rhum Blanc
自社栽培のさとうきび・黒海道と農林22号を原料とし、加水やブレンドはせずにボトリングしたホワイトラムです。ひと口含むと、種子島の青い空や海をも思わせるようなさとうきびの青々とした香りと甘さが広がります。
■おすすめの楽しみ方
・まずは、ストレートでそのままの風味をお楽しみください。お好みで加水すると、香りがさらに開きます。
・ソーダ割りも、シンプルに美味しくておすすめです。ラム酒1に対して、炭酸水5の割合でどうぞ。
■WORLD RUM AWARDS 2024 受賞
イギリスで開催されたラム酒の世界的な品評会 WORLD RUM AWARDS 2024で味とデザインの両部門で表彰されました。味は金賞、ボトルは世界一。
[ WORLD'S BEST AGRICOLE & SUGARCANE JUICE UNAGED GOLD ]
[ BEST BOTTLE DESIGN ]
【樽熟製品について】
ARCABUZ Rhum Japonaise Blancを樽熟成させたダークラムも2026年頃にリリース予定。